禁煙支援制度「もく卒」で、エムステージグループ喫煙率5.4%に

エムステージグループは「もく卒」という禁煙支援制度のもと、社員の禁煙支援に取り組んでいます。
そしてこの度、2019年には14%であった従業員喫煙率が5.4%まで減少しました(2025年5月時点)。この「もく卒」についてご紹介します。

エムステージグループはこれまで、「禁煙チャレンジ応援制度」という名称で喫煙率の減少に取り組んできました。2023年からは本制度への従業員の認知と興味を高めていくため、禁煙支援制度「もく卒」という名称に改名し禁煙のサポート体制を強化しました。

「もく卒」とは、「もくもく」なたばこから「卒業」するという意味が込められており、様々な面から社員の禁煙をサポートしています。また、社内へのアンケート調査を毎年おこない、施策のアップデートや制度の見直しをおこなっています。喫煙者のみならず非喫煙者に向けた制度も取り入れることで、全社員の健康増進をめざしています。

「禁煙治療の費用負担」「社内の保健師によるカウンセリング」「禁煙する社員を応援する風土づくり」など様々な取り組みを継続するなかで、今回は新たに「サードハンドスモーク」に着目し、サードハンドスモークを踏まえた保健師の禁煙指導や、非喫煙者への健康被害の啓蒙を実施しました。

① たばこに関する知識提供
産業医による衛生講話や、社員のアンケート結果をもとにした情報発信を実施。たばこに関する正しい知識を継続して提供しています。

② 産業保健師によるマンツーマンサポート
エムステージに在籍する産業保健師による喫煙者への個別カウンセリング(配偶者や家族も可能)を実施。禁煙成功まで専門家がサポートします。

③ 禁煙する社員を応援する風土づくり
禁煙に失敗する最大の要因は「孤独感」です。禁煙開始時に「もく卒宣言」を周囲に対して行い、本人の身近な社員を「もく卒応援サポーター」に任命。応援する風土の醸成に努めています。

④ 禁煙治療の費用補助
禁煙外来や禁煙治療薬の費用を、1年に上限2万円まで、一人につき3回まで支援。社員の金銭的なハードルを下げることで、専門外来や治療薬による効果的な禁煙に取り組むことができます。また禁煙に失敗しても再度挑戦できるよう、複数回の利用が可能です。

⑤ 受動喫煙対策の実施
就業時間内禁煙を規定化しています。

⑥ 昇給・採用要件に禁煙を追加
2022年度より、マネージャー・執行役員・取締役への昇給要件、採用要件に禁煙を追加しています。

⑦ 「禁煙コンソーシアム」への参加
2019年11月より、禁煙推進企業コンソーシアムに加盟。定期的な情報交換や最新の禁煙ノウハウを学ぶことで、効果的な禁煙推進を実施しています。

⑧ 健康増進手当
【全社員対象】有給消化率60%以上、会社規定内の残業時間、非喫煙、BMI標準値(健診結果)などを年間で達成した場合、年額3万円の達成手当を支給しています。

⑨ 健康増進ボーナス
【非喫煙者限定】年額2万円を上限に、各種がん等のオプション健診を会社で負担しています。

エムステージグループの行う禁煙支援制度「もく卒」の取り組みについて、従業員の満足度を測るアンケートでは、「満足」という回答が 78.7%、「やや満足」という回答が18.8%となり、97.5%の従業員が満足している結果となりました。

エムステージグループは、事業場向け産業保健支援サービスを提供する企業として、今後も健康経営のロールモデルとなるべく禁煙推進に取り組んでまいります。