【5/31世界禁煙デー】禁煙支援で従業員喫煙率8.3%へ ―国の喫煙率目標・自社の喫煙率目標を共に達成―
事業場向け産業保健支援、医療人材総合サービス、医療経営支援を提供する株式会社エムステージグループ(東京都品川区、グループCEO:杉田雄二)は、世界禁煙デーに合わせ従業員喫煙率を公表しました。従業員喫煙率は8.3%で、国の掲げる「2022年度の成人喫煙率目標12%」と自社の掲げる「2022年の従業員喫煙率10%未満」を共に達成しました。
<2021年5月-2022年5月の禁煙推進の結果> ・ 2021年の従業員喫煙率11.7%⇒2022年の従業員喫煙率8.3%へ 国の「成人喫煙率目標12%」、自社の「従業員喫煙率目標10%未満」を共に達成! ・ 取締役における喫煙率0%を達成! |
エムステージグループでは、従業員の健康促進として「2019年の従業員喫煙率14%を、2022年10%未満へ」の目標を掲げ、禁煙支援に取り組んでいます。たばこは日本人の死因第一位である「がん」の最大の危険因子であり、国としても「がん対策推進基本計画(第3期)」で、「2022年度の成人喫煙率12%」の達成を目標として掲げています。
5月31日の世界禁煙デーに合わせて、グループ従業員157名*¹に対して実施した調査では、たばこを吸ったことのない非喫煙者110名、禁煙に成功した非喫煙者34名、喫煙者13名となり、2022年5月現在の従業員喫煙率は8.3%となりました。国の掲げる「2022年度の成人喫煙率12%」の目標と、自社の掲げる「2022年の従業員喫煙率10%未満」の目標を共に達成したことになります。
*¹ 産育休等休職者を除く従業員・役員
エムステージグループの禁煙施策
(1)受動喫煙対策の実施
就業時間内禁煙を規定化しています。
(2)禁煙治療の費用補助
禁煙外来や禁煙治療薬の費用を、1年に上限2万円まで、一人につき3回まで支援しています。社員の金銭的なハードルを下げることで、専門外来や治療薬による効果的な禁煙に取り組むことができます。また禁煙に失敗しても再度挑戦できるよう、複数回の利用が可能です。
(3)たばこに関する知識提供
産業医からのたばこに関する衛生講話の発信や、保健師による喫煙者向け禁煙セミナーの実施により、たばこに関する正しい知識を継続して提供しています。
(4)禁煙を応援する風土の醸成
禁煙に失敗する最大の要因は「孤独感」です。禁煙開始時に、「禁煙チャレンジ宣言」を周囲に対して行うことや、エムステージの保健師による喫煙者への個別カウンセリングの実施(配偶者や家族も可能)など、禁煙を皆で共有し、応援する風土の醸成に努めています。
(5)「禁煙推進企業コンソーシアム」への参加
2019年11月より禁煙推進企業コンソーシアムへ加盟し、定期的な情報交換や最新の禁煙ノウハウを学ぶことで、効果的な禁煙推進を実施しています。
(6)非喫煙者に向けた制度
喫煙者に向けた禁煙費用補助制度とバランスを取り、非喫煙者に向けた制度も取り入れています。禁煙のインセンティブを提供することで、禁煙を促す狙いもあります。
新型コロナで高まる、企業が禁煙推進を行う意義
健康経営が注目を集める中、受動喫煙対策や禁煙支援に取り組む企業は増加しています。2020年4月に施行された改正健康増進法により受動喫煙対策が義務化されたことで、職場の対策が不十分であれば安全配慮義務違反となるリスクも出てきています。
たばこの匂いが職場におけるスメルハラスメントとなったり、喫煙者が業務時間内にたばこ休憩をとることが非喫煙者の不満になったりと、社員の士気低下につながる問題も発生しています。
健康経営優良法人の認定要件としても受動喫煙・喫煙対策は求められており、社会的な信頼の向上においても、受動喫煙・喫煙対策は欠かせない取り組みとなってきているのです。
新型コロナウィルスの流行初期には、喫煙者は重症化しやすいといわれたこともあり、禁煙を始めたという声も多く聞きました。しかしその後、社会環境の変化によるストレスやステイホームの時間が増加したことから、喫煙が増えていると推定されます。さらに加熱式タバコの害が少ないイメージから、屋内で喫煙するケースも増えているようです。
就業時間内禁煙といったソフト面の取り組みも、在宅ワークでは目が届きにくい状況にあります。だからこそ個人の努力だけに頼るのではなく、企業が意思をもって社員の禁煙支援に取り組むことがますます重要になっています。
エムステージグループでは、今後も更なる従業員喫煙率の低下を目指して、引き続き受動喫煙・喫煙対策を推進してまいります。
<解説者紹介>
株式会社エムステージ 産業保健師
本田和樹
企業において働く人の健康管理・予防医療に取り組む産業保健師として、中小~大手企業まで幅広い業種の事業場の支援をおこなっている。
■エムステージの『産業保健トータルサポート』について
サービスページ:https://sangyohokensupport.jp/
『産業保健トータルサポート』では、産業医紹介・選任後の業務サポートをはじめ、産業保健師サービス、ストレスチェック『Co-Labo』、EAP外部相談窓口、ハラスメント相談窓口、メンタルヘルス・ハラスメント研修等で、企業の産業保健活動・健康経営の実現と促進を総合的に支援しています。
医師・保健師による禁煙セミナーや保健指導も提供。HRアワード2021入賞。
株式会社エムステージグループについて
「すべては、持続可能な医療の未来をつくるために」をビジョンに、産業保健・医療人材・医療経営の3つの領域から医療課題の解決を図っています。
健康経営優良法人 2022(大規模法人部門)、ホワイト企業認定 2022(ゴールド)認定。
<会社概要>
商号 : 株式会社エムステージホールディングス
代表者 : 代表取締役 杉田 雄二
設立 : 2019年10月(創業2003年5月)
所在地 : 〒141ー6005 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower5階
事業内容: 事業場向け産業保健支援/医療人材総合サービス/医療経営支援/メディア(グループ事業)
グループ:(株)エムステージホールディングス(持株会社)
(株)エムステージ(産業保健サービス、医療人材サービス)
(株)エムステージマネジメントソリューションズ(医療経営支援)
(株)エムステージコミュニケーションズ(メディア、WEBマーケティング)
プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社エムステージホールディングス 広報:武田
TEL: 03-6867-1170/MAIL: t.takeda@mstage-corp.jp